大西宏氏の誤解をうける疑問主張

ネトウヨがどうこうと言っていますが┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ

大西氏の主張
http://blogos.com/article/57779/

大西氏は

朝鮮日報は、昨年夏以降に日本国内で生じた反韓流現象に円安が重なったためだとしていますが、
日本ではネトウヨなどの一部の人たちは別にして、一般には反韓流というほどの強い感情を
持つ人はあまりいません。それが韓国の人には理解できないのでしょう。

と主張していますが「ネトウヨ」と言う言葉を安易に使っていますね。その時点で
説得力を落としています。で、「ネトウヨ」とはどういった人たちを定義してない
これは危険な事だと思います┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ

仮にネトウヨ＝極右の事だと仮定したとして、韓国に批判する人の全てがネトウヨ＝極右
なのかと言う大きな疑問を残します。そう言った意味で大西氏の主張は問題発言だと
言えるでしょう。

それはさておき大西氏も次の点を指摘しています。

竹島問題で、韓国食品の対日輸出に影響があったとすれば、あれだけ馬鹿げた反日で騒ぐ韓国を見れば、
それまでの韓流ブームに自らが水をさすことになるのは当然でしょう。中国の反日暴動で、中国への
直接投資ブームが終わってしまったのと同じです。

（中略)

売れなくなった一因は、極右の影響ではなく、日本の消費者心理の問題だと感じます。日本の極右に
それほどの影響力があるとは思えません。内閣府の調査でも、韓国に対して親しみを感じる人の
割合が急落してしまっています。

また朝鮮日報が冷静に書いているように、韓国の企業間で健全な競争を行って市場を広げるのではなく、
日本で起こった韓流ブームに安易に乗ったマーケティングや、互いにまねをし合う競争がブランド
イメージづくりの足を引っ張ったことなどが影響したのかもしれません。

とまあ、韓国のマーケティングの杜撰さを指摘しているのですが、もう一つ、
「韓流」が叫ばれたのは遅くとも２００１年頃の事かと記憶しています。
２００２年がＷ杯の時でしたので。

で、未だに「韓流」を叫ぶメディアがある、どう見てもおかしいでしょう？

と言うのは１９７０年代から１９８０年代のメディアの一方通行、上意下達の時代
ですらブームは精々３年だったと思います。インベーダーブーム、ネッシーブーム
念力ブーム、エリマキトカゲブームなどなど何年続いた事でしょうか？？

ましてや、２１世紀に入って情報の双方向時代に突入してからの「韓流ブーム」
それが１０年以上も続くと思う方が不思議ですね┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ

バブル以前の時代でしたらステルスマーケティングし放題だった事でしょう。
世間一般レベルではインターネットが事実上存在しなかったに等しい
（当時のインターネットは学術目的などの公的用途でしか使われてなかった！）
よってマスコミ情報によってしか情報を知り得なかった、その盲点を突き放題
であったと言えるでしょう┐(´д｀)┌ﾔﾚﾔﾚ

最後に

日本のなかにも、中国や韓国のナショナリズムと同じようなレベルで騒ぐ人たち、
気分が悪くなるような差別用語を使う人も一部いますが、恥ずかしいことだけでなく、
それが日本のイメージを損ねることを理解すべきです。

と主張していますが、大西氏的には当然の主張であり、インターネットでもこういった
動きを「韓国面に堕ちる」と言って批判する声が少なくないです。しかし、既存メデイア
不信に対する考察、また左派が如何に信用を失い、民衆の怒りを招いているかを指摘できて
ない所が大西氏の立場の限界なんでしょう。尤もこれでは納得させることは難しいですがね(^_^メ)
ましてや韓国食品の話ですから韓国メディアですら指摘している食品衛生問題の深刻さに依る
売り上げ減少も主な原因の一つである事も指摘してなかったのも説得力が落ちる原因です。
こういった一部事実から目を背けているのも大西氏に対する猛批判の原因でしょう。

ＢＬＯＧＯＳも既存メディアの延長線上でしか無い事を感じます(^_^メ)